文目剣術部【弐】

「丁嵐は仲間のために必死で戦ったんだ…それだけだろ?」

「だから謝るなよ」と詠は笑みを見せた

「本っ当だぜ!お前最近謝りすぎ!悪くもねぇのに謝るなって!問題なのは薊の方だろ?」

長水が呆れに似た顔をした

「それにこいつあれくらいで死ぬようなヤワじゃないからな!」

と長水は詠を指差した

「あれ?でも1番心配してたの長水先輩じゃ「うっせぇ凪!」

「すいません!!」と凪は蔭平の後ろに隠れた

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