文目剣術部【弐】

「すみません詠さん…もう大丈夫です」

華宮はあたふたしている詠の手を握った

「もう怪我しないで下さい…でないと私…」

「華宮…ごめん…気をつけるから」

握られた手を握り返した詠

その時いきなりガラッと病室の扉が開いて長水達が帰ってきた

「詠!ただい…ま…と」

長水は「あ。」と冷や汗をかいた





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