文目剣術部【弐】

枳殻剣道部員は全員プログラムを見た

だがどこにも自分達の名前が載っていない

「いったい何が起こったんだろ?!」

蔭平が冷や汗をかいた

「お前ら今年の大会棄権するって一体どういうつもりだ?!」

試合を見に来ていた高笠と笛吹と華宮が武道館の中から息を切らして走ってきた

「詠さん!」と華宮が詠を見た

「華宮…どういう事か知らないか?」

< 194 / 211 >

この作品をシェア

pagetop