文目剣術部【弐】

「2人の言う通りだ。まだ最後じゃない」と丁嵐はアイスコーヒーを飲んだ

詠と長水は「そうだった」と苦笑いした

「だな!だよな!まだ始まったばっかだよな!」

長水は「凪のくせに!」と隣でジュースを飲む凪の肩を叩いた

「痛っ!しかもジュースこぼれた!」

凪は半泣きで布巾でテーブルを拭いた

詠は笑い合う4人を見ながら「良かった」

「何が?」と蔭平が尋ねた

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