文目剣術部【弐】

「何なんだよ詠!」と他の4人も笑い出した

「ここまで歩いてこれたのはやっぱり皆がいたからだな」と詠は笑いながら思った

「そういえば詠って怖い物ないの?」

「は?怖い物?」

いきなりの長水の質問に詠はきょとんとした

「そういえば詠先輩肝試しの時1人で暗い山の中登ってましたしね」

凪が思い出したように頷いた

「それ俺も気になってた!」と蔭平も詠を見た



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