文目剣術部【弐】

「俺がこの世で1番怖いモノは高枝バサミと」

話し始めた詠と話しに聞き入っている3人は気づかなかったが丁嵐だけは背後の人影に気づき振り向いて「あ、やば」と呟いた

「華宮だ!」

「何かおっしゃいましたか詠さん?」

「何も言っておりませぬ~っ!!」

声を聞いただけで華宮だと気づいた詠は猛スピードでその場から逃げ出した

華宮から黒いオーラを感じたからだ

「あら?どうしたのでしょうか詠さん?」

< 209 / 211 >

この作品をシェア

pagetop