文目剣術部【弐】
「俺がこの世で1番怖いモノは高枝バサミと」
話し始めた詠と話しに聞き入っている3人は気づかなかったが丁嵐だけは背後の人影に気づき振り向いて「あ、やば」と呟いた
「華宮だ!」
「何かおっしゃいましたか詠さん?」
「何も言っておりませぬ~っ!!」
声を聞いただけで華宮だと気づいた詠は猛スピードでその場から逃げ出した
華宮から黒いオーラを感じたからだ
「あら?どうしたのでしょうか詠さん?」