文目剣術部【弐】
一瞬どう答えたら良いか迷ったが蔭平は「ごめん!」と頭を下げて謝った
「俺付き合うとかよくわかんないから…本当ごめん!本当すいません!」
必死で謝り続ける蔭平に「別にそこまで謝らなくても」と女子生徒は思った
「そうですか…わかりました!残念だけど仕方ないよね…でも友達になるくらいなら大丈夫だよね?」
尋ねる女子生徒に「もちろん」と蔭平は笑みを見せた
「良かった!…剣道頑張ってね!」
と女子生徒は笑みを見せて体育館裏から校舎へ走って行った
それを見ながら蔭平は「うわー…俺初めて告られたよ皆」と呟いた