文目剣術部【弐】

1年グループを相手にしながら長水が叫んだ

「分かった!気をつけろよ!」

「あいよー!」

笑顔でひらひら手を振る長水を見てから丁嵐は気絶している1年男子の元へ走った

「何だこれは…生きてんのかよこいつ」

血だらけでぼろぼろの男子を見てそう思った丁嵐は男子を負ぶって屋上を出て行った








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