文目剣術部【弐】


真っ白な天上

薬臭い真っ白な部屋

ここどこだろう?と真っ白なベットの上で目を覚ました1年男子

「あ!気がついた?大丈夫?」

見知らぬ爽やかそうな男が笑顔で自分の顔を覗きこんできたのに驚いた1年男子は「わあっ!ごめんなさい!」とすっぽりとベットの中に潜り込んだ

「詠さんを見て驚くなら分かりますが蔭平さんを見て驚くなんて人いるのですね」

「どういう意味だよ華宮?」と詠は眉間にシワを寄せた



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