文目剣術部【弐】

「髪型の事だよね?あははっ」と蔭平は詠の長さがバラバラの髪を見ながら笑った

「おまっ…さりげなく失礼だな」

詠は腹を押さえて笑う蔭平を見ながらツッコんだ

「でも少しバラバラに髪も伸びてきましたよね詠さん」

「本当だ!良かったね詠!バラバラの長さでバラバラに伸びてきて」

蔭平と華宮が「ね!」と顔を見合わせて笑っているのを見た詠は「バラバラうっせんだよお前らワザとか!?ワザとだろ?!」と叫んだ

「つーか、いつまでお前は潜ってんだよ?いじめられっ子ちゃん」




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