文目剣術部【弐】
「で、でも僕「剣道やりたいなら早く書け」
おどおどしている凪にだんだんイライラしてきた詠までもが優しい先輩から元に戻っていく
しかも何故だろうか?長水よりも更に怖い
「はいぃ~っ!」と凪はババッと名前を書いて詠に出した
「それではこれからよろしくお願いしますね凪さん」
華宮が微笑んだ
詠や長水とは違う天使のような華宮にホッとした凪の表情がふにゃっとなったのもつかの間「じゃ、行くか!」と長水にグイッと腕を掴まれた