文目剣術部【弐】

べたっと京都駅の入り口の真ん中でふざけて暁に抱きつく天宮城

それと同時にゴンッと天宮城が暁に殴られた音が響いた

「いってーっ!銀河てめぇ本気で殴りやがったな!!」

半泣きで頭を押さえながら叫ぶ天宮城

「お前がふざけてばっかだからだろーがアホ!つか本当どうするつもりだよ?傘持って来てないしこんな土砂降りじゃ歩くに歩けないぞ?」

「う~ん…確かに…あ!」

突然何かを思い出したように天宮城はポケットから携帯を取り出した

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