文目剣術部【弐】

「…長水?」

「まさかな」と思いつつベンチな近寄って行った丁嵐は目を丸くた

寝転がっていたのはまぎれもなく長水本人だった

それも普段とは違く黒の特攻服のような物を着ていて身体中傷だらけである

「おい!長水!長水だろ?!」

声が聞こえたらしく長水は「ん~?」と目を開けて丁嵐を見てから「げ!」と叫んだ

「げ!じゃねぇよ!お前こんなとこで何してたんだ?!」

「いや、何って…」

言い訳を探しているらしい長水は頭をかきながら「えっと」「んーと」と視線を彷徨わせている





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