文目剣術部【弐】

天宮城は竹刀を買った後も枳殻剣道部で一緒に稽古していた

詠は迷子になられてまた呼び出されるのはごめんだと思い部活帰りに駅まで送って行ったのだがその途中で高笠に会い流れ上華宮家に寄る事になったのだった

そしてまさかの二回目のお泊りをするはめになってしまった

「いやぁ~!食った食った!」

「食いすぎだだろ?」

腹をパンパン叩きながら満足そうにしている天宮城を見ながら詠は苦笑いした

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