文目剣術部【弐】
「確かに」と丁嵐もあまりの暑さでクタ~となりながら缶ジュースを飲んだ
「あいつら何なんだよ本当いつかバテるぞ」
目の前で水着姿の女達とビーチバレーしている長水達を見ながら詠は「死ぬ~」と汗を手でぬぐった
荷物を部屋に置いた後「疲れた」と昼寝しようとしていた詠のところへアロハシャツを着た長水がやってきて枳殻剣道部員は全員海パンに着替えさせられ海へ連れてこられていた
「凪見かけによらず運動神経は良い方なんだな」
1番最初にへばると思っていた凪が意外にもビーチバレーが上手いため驚きのあまり丁嵐は感心した