文目剣術部【弐】
「長ちゃん誰だよあの美人!まさか詠の彼女か?!」
「んな訳ねぇって!つか知らないし俺!天ちゃん聞いてこいよ!」
「無理だって!長ちゃん行けよ!」
「ばっか!天ちゃん聞いた方がいいってば!」
「何時の間にあだ名で呼び合うようになったんだろ?」と蔭平は後ろでワタワタやってる長水と天宮城を見ながら首を傾げた
「だいたい何で湘南にあんたが居るんだよ?!」
「私は湘南の別荘に来ていただけですわ!せっかく海をバックにティータイムを楽しもうとしていましたのにあなた方の騒ぎ声で紅茶がまずくなってしまいましたわ」