文目剣術部【弐】

「胡蝶お前適当な事言ってんじゃねーよ!辻がいるだろ?!」

「だってあの人全然相手してくれないしつまらないんですもの」

「つまらないって」と詠は頭をかいた

「それに両親が勝手に決めた相手ですわ…私自分の相手は自分で決めたいんですの」

詠を見上げる胡蝶

「…胡蝶」

気のせいだろうか2人のバックでどす黒いオーラが見える

天宮城は何度も目をこすった

だが確かに見える…あれはまさか…と天宮城は唾をゴクンと飲んだ



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