恋華
PROLOGUE



散った華は、

いくらテープで継ぎ合せても

元に戻らない


消えかけた恋は、

いつかきっと思い出す



その瞬間、

枯れた恋の華が

忘れかけた恋心が



――再び

恋の華となって、鮮やかに蘇る







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