恋華

記憶




幼かったあの日、私達は誓った

あの小さな小さな花に…


「絶対会いに来るから!!だから、それまで…ずっと待っててね」

「…約束だよ?」

「うん!!約束っ」


小さな小指と小指をしっかり絡ませた

「「指切りげんまん」」


そう言った彼の優しい笑顔は、今でも鮮明に覚えてる







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