クズレタ果実【完】
自分の彼氏がこんなに恐ろしい人とは思わなかった。

私の知る優しさを、あの人には全く感じない。



「倫子のお母さんは…?」



「決まってんだろ?職を無くしてやった。しばらくは無職。女にキツい事は出来ないしな」



「や、十分じゃないですか?;;
五条明雄は働かない男だから;;」



私は意外に良いところもあった五条明雄がの垂れ死ぬ事がないように祈りながら、そのまま寝てしまった。




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