クズレタ果実【完】
新幹線に乗り換えて、しばしの休息。
冴嶌の肩に凭れながら、2人で寝て居ると、マナーモードにもなってなかった冴嶌の携帯が鳴った。
「…誰だよ…」
面倒くさそうな声を出し、テーブルに手を伸ばして携帯を取った。
また閉じそうになる目蓋を必死に開き、携帯を確認する冴嶌は、「はぁ…」と、溜め息を吐き、また寝てる。
後2駅だと気付き、私は起きてる事にし、冴嶌の携帯を見ると、桃哉さんからだった。
冴嶌の肩に凭れながら、2人で寝て居ると、マナーモードにもなってなかった冴嶌の携帯が鳴った。
「…誰だよ…」
面倒くさそうな声を出し、テーブルに手を伸ばして携帯を取った。
また閉じそうになる目蓋を必死に開き、携帯を確認する冴嶌は、「はぁ…」と、溜め息を吐き、また寝てる。
後2駅だと気付き、私は起きてる事にし、冴嶌の携帯を見ると、桃哉さんからだった。