クズレタ果実【完】
私を引き摺るようにリビングへと入った冴嶌。
リビングダイニングが繋がり、アイランド型のキッチンな為、柱もなく導線が確保されたスペース。
私が並んで調理してる桃哉さんと奥さんであるナナに「お邪魔をします」と頭を下げてると、冴嶌が笑ってる理由を、よりによって桃吾さんに話し始めた。
「桃吾兄が俺より若く見えるらしい!ウケる!」
「ウケるな、桃真!」
私はどうしたら良いのかわからず、キッチンの2人を見た。
リビングダイニングが繋がり、アイランド型のキッチンな為、柱もなく導線が確保されたスペース。
私が並んで調理してる桃哉さんと奥さんであるナナに「お邪魔をします」と頭を下げてると、冴嶌が笑ってる理由を、よりによって桃吾さんに話し始めた。
「桃吾兄が俺より若く見えるらしい!ウケる!」
「ウケるな、桃真!」
私はどうしたら良いのかわからず、キッチンの2人を見た。