クズレタ果実【完】
デートをキャンセルしたし、次に会う時は、私からのプレゼントを持って行こう。

それに満足し、更にプレゼントは高くなる。



「何をニヤニヤしてんの?」



「ううん、別に」



翼に突っ込まれたけど、表情を変えられない。

大金がまた、私に入る。

高笑いした位に、質屋に行った時の事を思い出し、手が震える。

これはもしかしたら、禁断症状なのかも知れない。
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