子犬なヤンキー君と私!?



「美ー海?さっきは何で笑ったの?」




教室についてしばらくしたのに……
まだ覚えている梨華。
す、すごい記憶!恐るべし。


「んーとね、って、話しにくいよ~!」

「ん、ママに全部話してみなさい?」

「も~、梨華、おちょくらないでぇ~!」




私は梨華の腕をポカポカと叩く。
……梨華、いっつも私を子供扱いするんだから、
本当にもう~。





ーーーーーーーーーーガラッッ


急に教室のドアが開き、
クラスのみんなの視線がドアを開けた主に注がれる



……………ッ!


< 2 / 33 >

この作品をシェア

pagetop