子犬なヤンキー君と私!?
「美ー海?さっきは何で笑ったの?」
教室についてしばらくしたのに……
まだ覚えている梨華。
す、すごい記憶!恐るべし。
「んーとね、って、話しにくいよ~!」
「ん、ママに全部話してみなさい?」
「も~、梨華、おちょくらないでぇ~!」
私は梨華の腕をポカポカと叩く。
……梨華、いっつも私を子供扱いするんだから、
本当にもう~。
ーーーーーーーーーーガラッッ
急に教室のドアが開き、
クラスのみんなの視線がドアを開けた主に注がれる
……………ッ!