1本の向日葵を君に…



休憩したくて保健室に行っても先生がいなくて勝手に一番奥のベッドを借りて、まりに悪いと思いつつメールをしているうちに睡魔が襲ってそのまま寝てしまった。




「……り……わり…ひまわり」


「うーん。あれここ?」



「やっと起きた大丈夫?」



「あっごめん大丈夫…」


「元気ないけど本当に大丈夫?」


「大丈夫だって心配しすぎだってニコ」


「そっか…」



向日葵…嘘つかないでよ…なにか有ったんだよね。親友が気づかないわけないんだよ…なんで作り笑いなんかするの…泣いてたんだよね涙の跡くっきり残ってるじゃんか。うちら親友じゃん言って欲しいのが本音なんだよ?でも…いつか…いつか言ってよね?いつまでも待ってるから





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