長い手紙
学校が終わり、部屋に戻ると携帯がなった



着信の相手は、歩。



私の友達、親友、2個上の男の子。




「もしもし?」



「あや?学校終わった?お前、今週末暇?遊び行かない?」


「うん、いいよ。」


「おっし、じゃあ時間とかまた連絡する。…っと実はさ、先輩が来月からアメリカ行くんだ。で、送別会しようってなってさ。お前も会った事ある雄介。」



「へーもうそんな時期か。分かった。また連絡して。」







雄介君は何度か会った、歩の先輩。留学するのは前から決まってて、秋って事は知ってた。


もう、秋かぁ。早いな…








季節なんて大して気にした事なかったな、貴方に出会うまでは。
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