世界NO.1&全国NO.1<上巻>
わたも真剣に聞かないと。


父「実は、桐原組が薬やレイプをしていると噂があった。で、それを部下に調べさせた。そしたら、本当の事だった」


薬にレイプ…?


本当に狂ってる。


『で、潰したらいいんですか?』

父「あぁ。組長は、薬をやってることを知らない。組長の息子が勝手にやってるんだ」


息子が!?


って事は、組長は関係ない…?


『組長は、殺さないんでいいんですか?』

父「嫌。もしかしたら、組長もやってるかもしれない。だから、調べて潰してきてくれないか?」

『わかりました』

父「あ。あいつを連れていけ」


あいつか…


『わかりました』


あいつとは、お父さんの部下で一番強い柏原仁の事。


いつもは、私一人でやってる事が多い。


でも、今回はそう簡単に行かないって事か…


『では、失礼します。あ。1週間学校を休んでもいいですか?1週間の内に潰します』

父「あぁ。いいぞ」

『ありがとうございます。では、失礼します』


ガチャ


バタン


さてと。調べるか。


その前に…


『仁』


シュッ


仁「なんですか?お嬢」

『どこまで調べた?』

仁「薬とレイプをしてるところと…。この組にスパイがいます」

『わかってる。誰かも見当がついてる。お父様にも考えがあるんでしょう』

仁「そうですね…」


確かに、ここにはスパイがいるみたい。


でも、無理矢理って感じ。


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