世界NO.1&全国NO.1<上巻>
『親友は桐原組にいるの?』

仁「はい…。無理矢理…」


また、無理矢理か…


どうにか、しないとね…。


うーん。木曜日に潰しに行こうかな…?


うん。それが一番だね!


『仁、木曜日に潰しにいくよ?準備させといて』

仁「了解しました」

『じゃあ、帰りましょう』


車が動き出した。


私は、車の中で考えてた。


本当に仁は、無理矢理スパイをやらされてるのか…


もしかしたら、演技かもしれない。


仁には、要注意だね。


執事達にも言わないと。


仁に情報をあげるなと。


父さんにもね。


仁だったら、演技もできるしね。


とにかく、仁が悪者かは置いといて。


どうやって桐原を潰そう…。


息子は、殺してもいいらしいから…


あ。もし、私に反抗したら殺したらいっか。


うん。よし。決まりっと。


桐原は、私に絶対勝てない。


なぜなら、私は…


まぁ。これは、内緒にしとくよ。


わかる人は、わかると思うけど。


ガチャ


仁「つきました」

『ありがとう』

私は、車を降りてすぐに父さんの所に行った。


仁に見つからないように。
< 133 / 156 >

この作品をシェア

pagetop