世界NO.1&全国NO.1<上巻>
父「あのな…その笑い…不気味だぞ?」

『んー?笑い?』


なんのことかな?


クスッって笑っただけなんだけど…?


父「まぁ。いい。で、なんか思い付いたか?」

『はい。とってもいいのが((黒笑』

父「そ、そうか…」


何故か父さんの笑顔がひきつってる?


どうかした?


『で~~……………なの』

父「ほぅ…それは、面白い。乗ったぞ!」

『ありがとう!!』


ふふっ。さすが、私の父さん。


よく、わかってるわね。


さてと。準備しないとww


『あ。父さん。いえ。組長。実は…桐原組が明日、攻めてくるらしいのです』

父「そうか…。わかった。作戦を考えよう」

『はい』


コンコン


父「誰だ?」

?「私です」


チッ


やっぱり、仁か…。


わざと演技するなんて、私って天才♪


なーんーてーね!


言わないよ♪


気づいてたもん!


父「何のようだ?」

仁「いえ…とくに…」

父「そうか。今日は、もう帰っていい」

仁「わかりました」


トコトコ


仁がたぶん、帰った。


私と父さんは、顔を見合わせて笑った。


「『アハハハ』」

『父さん、演技上手!!』

「それを言うなら、菜々もだろ?」

『明日の仁の顔が楽しみ♪』

「そうだなw」


ふふっ。明日、仁の歪んだ顔が見れるww


楽しみ♪
< 138 / 156 >

この作品をシェア

pagetop