世界NO.1&全国NO.1<上巻>
頼兄「見つかった…」

『どこ?』


頼兄、お疲れ様です。


そして、ありがとう((にこっ*


頼兄「はい」


頼兄にパソコンを渡された。


はい?何をしたらいいの?


私は、とにかくパソコンを見た。


『へぇ…こんな所にあったんだ?』

頼兄「驚きだよな…」

『うん』


だって、組長がある場所ね…


桐原組の真ん中にあるんだよ?


『さぁ。行こっか』


トコトコ


んーと…


ここを右だね…


次は、左か…


なんとか、着いた!!


道がすごかったけど(笑)


だって、くねくねしてるんだもん!


迷いそうになるよ!


天兄「疲れた…」


うん。確かに。


てか、天兄いたんだ?


口数、少なかったね。


だから、忘れてた(笑)


頼兄「これって普通に開くの?」

錬「さぁ?鍵あるんじゃねぇ?」


確かに。組長室だから、鍵ぐらいつけてるよね?


『よし!ためしに、開けよう!』

頼兄&天兄&錬「はぁ!?」

『静かに!』


私は、口の前に手を当てた。


だって、静かにしないと…


見つかっちゃうし!


見つかったら、いろいろと困るの!


頼兄「ごめん。でも、ためしにってな…」

錬「あぶねぇよ…」

『大丈夫だよ!きっと!』


勘だけどね?(笑)


だって、勘じゃないとわかんないし?


しかも、私だって怖いし!


天兄「はぁ…菜々…それって勘か?」

『うん。もちろん』

天兄「なら、開けたらいいじゃん」


おぉー!天兄が珍しい!!


錬「天!!考えて言ってるのか!?」

天兄「あぁ。菜々の勘は、よく当たるからな」

錬「わかった。菜々をしんじよう!」

『ありがとう!!』


ふふっ。嬉しい♪


信じてくれるなんて!!


んー。どうやって開けようかな…?


そうだっ!!
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