逆ハーレムな生徒会!?
美砂は病室で一週間も目を覚まさなかった。


それでも毎日通い続けた。

いつ目を覚ましてもいいように。




―――
目を覚ました美砂は、
記憶と声を失っていた。



俺は目の前が真っ暗になった。



だけど平然を偽った。



「………、大丈夫美砂ちゃんならすぐ思い出すよ」



要はそう言って俺を慰めてくれた。
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