逆ハーレムな生徒会!?
「こ、抗先輩っココ開けてください!!」



声が戻ったんだ。
俺はそれがうれしくて
勢いよくドアを開けて、
そして、美砂を思いっきり抱きしめた。



「ふえ!?」


「美砂の声…久しぶりに聞いた」



もうそれだけで俺は幸せ。
なんでこんなに美砂が好きなんだろう?



好きで好きで仕方がない…




「声…は元々何ともなかったんですけど…」



と、美砂が言った


「え…?」


「あの……先生が勘違いしてて…
でも、私が声出したらそれはそれで先生がかわいそうと言うか…」



美砂って本当にやさしい人だ。
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