逆ハーレムな生徒会!?
逃げたいのに…
先輩に腕を掴まれててそれどころじゃないし、



「やだっ」



私はバタバタ暴れる。
その瞬間走馬灯のようにあの時の事が
頭をよぎった。



「あ………」



私の目からは涙が流れ落ちた。



「そんなに嫌なのかよ」



良先輩はそう呟いて
腕を離した。



「ご、ごめんなさいっ」


私はそう告げて、
良先輩の部屋から立ち去った。
< 88 / 476 >

この作品をシェア

pagetop