世界が逆転した日
CDショップからアパートまで、車で10分。
明宏の車は駐車場に置いて、亮ちゃんの車に乗せてもらって。
着いてすぐに、リビングで亮ちゃんが出してくれたお茶を飲みながら、今までのことを話した。
秘密は守ってと何度も念を押しながら。
「生命体エネルギー...ね。つまり、明宏くんはあっちゃんの命の恩人ってこと?
それで今は一緒に暮らしてると。」
少し疑うような目で俺を見る亮ちゃんに、そうだとうなずく。
俺だってこんなことが起きるなんて信じられないよ?
けど、現実にそうなんだから仕方がない。
俺にはパラレルワールドに行った経験だってあるくらいなんだ。
それを話すと亮ちゃんをさらに混乱させてしまうだけなので、そのことは話さないことにした。
「そうなんだ...。 信じられないけど、信じるしかないね。
実際に女になってるんだから。
だけど生きてて良かったよ。みんな心配してる。」
その言葉を聞いて、みんなに心配をかけたということを申し訳なく思うのと同時に嬉しく思った。
こうして、こっちの世界の亮ちゃんと話すことができて。
みんな...、心配かけてごめんね。 心配してくれてありがとう。
明宏の車は駐車場に置いて、亮ちゃんの車に乗せてもらって。
着いてすぐに、リビングで亮ちゃんが出してくれたお茶を飲みながら、今までのことを話した。
秘密は守ってと何度も念を押しながら。
「生命体エネルギー...ね。つまり、明宏くんはあっちゃんの命の恩人ってこと?
それで今は一緒に暮らしてると。」
少し疑うような目で俺を見る亮ちゃんに、そうだとうなずく。
俺だってこんなことが起きるなんて信じられないよ?
けど、現実にそうなんだから仕方がない。
俺にはパラレルワールドに行った経験だってあるくらいなんだ。
それを話すと亮ちゃんをさらに混乱させてしまうだけなので、そのことは話さないことにした。
「そうなんだ...。 信じられないけど、信じるしかないね。
実際に女になってるんだから。
だけど生きてて良かったよ。みんな心配してる。」
その言葉を聞いて、みんなに心配をかけたということを申し訳なく思うのと同時に嬉しく思った。
こうして、こっちの世界の亮ちゃんと話すことができて。
みんな...、心配かけてごめんね。 心配してくれてありがとう。