世界が逆転した日
「あっちゃん!マジでどーかした?
明宏となにかあったなら、相談に乗るよ?」
控え室から出ていった俺をすぐに追ってきた雄大。
話したい...けど、何から話せばいいのか。
昨日まで、女の子のカラダで、それで、
明宏と一緒に暮らしてたんだ、なんて言えないよな...。
「じ、実は俺、記憶喪失、
みたいなんだよね。」
「...俺の顔も、明宏の顔も覚えてたのに?
なーんだ、俺たちをからかってただけなのね。」
呆れたように俺を見る雄大。
力になるって言ったじゃないか!
雄大を頼りにした俺がバカだった。
明宏となにかあったなら、相談に乗るよ?」
控え室から出ていった俺をすぐに追ってきた雄大。
話したい...けど、何から話せばいいのか。
昨日まで、女の子のカラダで、それで、
明宏と一緒に暮らしてたんだ、なんて言えないよな...。
「じ、実は俺、記憶喪失、
みたいなんだよね。」
「...俺の顔も、明宏の顔も覚えてたのに?
なーんだ、俺たちをからかってただけなのね。」
呆れたように俺を見る雄大。
力になるって言ったじゃないか!
雄大を頼りにした俺がバカだった。