世界が逆転した日
「あのさ、あんなことって...?あの日って?」


「いや、だから、ほら、俺とあっちゃんが、その、
...ソウユウことになった日、です。」


「え...あ、そ、そっか...。」



さっきは俺に手を出そうとしていたくせに、その日のことを思い出したのか、
急にモジモジしだした明宏。

...聞くんじゃなかった。

な!ん!で!
明宏とこんな甘酸っぱい雰囲気にならなきゃいけないんだ!

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