世界が逆転した日
「あ、明宏!明宏の理想の世界ってどんな世界?」


「俺の理想の世界はここ、あっちゃんがそばにいる世界です。
あっちゃんのそばにいられない世界には、行きたくない。」


「あき、ひろ...。」


この甘酸っぱい雰囲気をなんとか変えようと話題転換を試みるも、
あえなく撃沈。

明宏は俺の腰に手を回して。

そして、俺と明宏の唇はどちらともなく重なり合っ...。





ちがう!
ちがうんだー!!!
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