Seasons
きっと雪乃にも俺のドキドキは聞こえてる…




「ありがとう大和。嬉しい。」



今すぐにでもキスしたかった。




だけどここは学校だ。我慢我慢。




手を繋いで教室まで歩く。雪乃の細くて柔らかい手をこのままずっと繋いでいたい。





「今日一緒に帰れる?」

かわいい顔して聞いてくる雪乃の頭をヨシヨシって撫でた。





そんな些細な事も嬉しそうに笑う。






こんなふうに笑う雪乃がやっぱり好きなんだ。。。って思った。
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