年上の花嫁。年下の花婿。



「相沢夏樹さん。僕と結婚して下さい。」


「………あの、すみませんが。私には今の言葉がプロポーズのように聞こえたのですが。」


「もちろん。これは、プロポーズですよ。」


とあるホテルのロビーで、私は今プロポーズされている。



しかも、明らかに年下のイケメンに。






私は少し疲れているのかもしれない。
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