愛するということ
そして、一方的に瞬に気持ちをぶつけてしまった自分の身勝手さを後悔した。



それからは、拓馬に従うしかなった。

俺は、バタバタして受験に取り組めないという体で、親父の弟である薫おじさんの家に下宿させてもらうことになった。




おじさんの家に移ってから、しばらくは、ひたすら瞬を忘れようと努力した。




夏休みが終わって、学校が始まると学校で瞬の姿を見かけることから避けることができない。




廊下で、校庭で、体育館で・・・





そのうち、意識的に瞬の姿を探している自分に気付いたりして・・・
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