愛するということ
そして、そんな自分の気持ちから逃げるように受験勉強に没頭し、夏前には無理だろうと言われていた大学に見事合格した。



家から遠く離れた大学に入学した俺は、おじさんの家から出て、アパートで独り暮らしをすることになった。



すぐに会いに行けない距離を保つことで、瞬への思いを断てると思った。



大学へ行っている間は、友達と馬鹿やって、毎日講義に、バイトに飲み会に・・・

片っぱしから好意を寄せる女の子と付き合ってみたり・・・







でも、1年もしないうちに無駄だと気付かされた。
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