愛するということ
どの位触れていただろう、永遠にも感じたし、ほんの一瞬にも思えた。
俺がそっと唇を離すと、瞬は閉じていた瞳をゆっくりと開け、涙を溜めたその瞳で俺をじっと見つめる。
ゆらり・・・ゆらり
瞬の瞳の中は止まることなく揺れている。
その瞳から目が離せない。
「隼人、隼人が好き。ずっと好き。この先もきっと変わらない。
だから、明日・・・明日神様の前で誓う前に、お願い・・・
お願い、私を抱いて」