愛するということ
「俺の知ってる瞬は、いつの瞬なんだろう」


「うん……一緒にお風呂入って、一緒の布団で寝てたのって、小学校2年位かな?」



「そうだ。突然、瞬が「一人で寝る」って言い始めたんだっけ」





見下ろす瞬の顔には、懐かしいくて楽しかった、昔を思い出していて、自然と柔らかな微笑みが浮かんでいる。






「そうだっけ?隼人が言い始めたんじゃなかったっけ?」

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