愛するということ
「瞬…愛してる」

「隼人…ありがとう…愛してる」








それは、長い間押し込められた俺たちの解放された瞬間だった。










明け方まで、お互いを見失わないように、何度も何度も抱き合い、果てた俺たちは、どちらからともなく眠ってしまったようだ。

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