愛するということ
そんなところに、瞬と会ってしまった。


東野の強引さは、俺だけに留まらず、瞬にまで迷惑をかけてしまった。
正直、瞬にまでこまらせる東野の態度にイラっとしたほどだ。



瞬は、俺と東野が付き合っていると勘違いしているようだったから、我慢して付き合ったのだと思う。

帰ってきたら、誤解を解こう。






風呂から上がると、まだ瞬は帰ってきてないようだった。

相変わらずソファーに寝っ転がっている友里しかいなかった。



「隼人、ママ達遅くない?電話してみよっか」

友里が携帯に手を伸ばそうとした時





プルルルル






家の電話が鳴った。
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