大好きだから
「一組、37番。村瀬葵です。
趣味は、音楽を聴くこととパソコンをすることです。
一組の人は、これからもよろしく。
二組の人は、これから仲良くなっていきたいです。」

ん?あれ、あの人 二人が言ってる人
ちゃんと聞いてるじゃん。
二人の見間違いじゃないの?
まっ、あたしには関係ないけど。

『これで、一組のは終わりだな。次は、
二組の人な。二組の人は、出身中を言ってくれ。』

「二組、一番 相川智樹です。
出身中は、若水中学校です。
趣味は、野球観戦です。
これから、よろしく。」

「早く。あの人に・・・。」
順番くらい、待ちなさい!!真琴!!

♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪゚+.o.+゚♪゚+.o.

「小夜、次だよ。」
「はい。真琴さん!!」

「二組、30番。渡邉悠太です。
出身中学は、六王子中学校です。
趣味は、バスケとかいろいろあります。
これから、よろしく。」

えっ・・・・?

「真琴さん。【渡邉悠太】さん、というらしいですわ。」
「そうだね。あれ、葵?どうしたの?」

「・・・悠太?」

「何、呼び捨てにしてるの?」
「そうですわ。いくら葵さんが、興味がないからって、
呼び捨てにしてはいけませんわ。」
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