大好きだから
あのぉ・・あたし関係ないよね。
帰っていい?

って、言うか帰るよ。

「・・・あのぉ、渡邉さんって
彼女さんとかいるのですの?」

「いや、いないけど・・・。」

二人とも、後ろで手をガッツポーズにしてるし・・。
それよりも、あたしは帰ろう。

ガラッ ガシャン

 
ふぅ・・・



あいつ 憶えていてくれたんだ。
少し、うれしいなぁ・・・。

って、何 思ってるんだろう。
もう、終わったはずの片思いなのに・・・。

よし。早いとこ帰ろ。

「おい。」

ん?なんか、聞こえたような・・・?
まぁ、いいか。
< 24 / 35 >

この作品をシェア

pagetop