大好きだから
「おい。止まれって。」

また?でも、あたしじゃないよね。
さぁって、今日は何やる日だっけ?

「止まれ、つってんだろ。村瀬。」
はい? あれ、悠太?
なんで、あんたは、帰り道にいんの?
さっき、真琴と小夜と話してなかった?

「・・話してったんじゃないの?」
「それは、切り上げてきた。」

なんで!?

「おまえに、用があったんだよ。」
はぁ?さっき、誰にもようがない
って、言いましてよね。

「そんなことはいいんだよ。」
・・良くはないと思うんだけど。
で、何?
「・・宮野とか、荒木とかがメールくらいしろ。
って、伝えといて。言われたんだよ。」
はい?

あっ、宮野とか荒木はあたしの小学校の友達なんだけど・・・
「二人の、メアド知らないんだけど!!」
なのに、メールしろって無茶な・・・。
「俺に、文句言うなよ。俺が、知るわけねぇだろ。」

それもそうだけど・・・。
意味不明だね。ホント。ついでに、なんで悠太に頼んだのかな。
その人たち・・・。

まぁ、いいけど。
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