君と見上げた空【完】
キーンコーンカーンコーン
授業終わりのチャイムが鳴った。
あ…技術終わったんだ。
「蝶、大丈夫か?」
空が口を開いてそう言った。
「もう大丈夫だよ、ごめんね
たくさん泣いちゃって」
ホントはまだこの事実を受け入れきれて
いない。
だけど、空に心配をかけたくないから
そう言った。
「蝶、俺は簡単に死なないから大丈夫
だよ。絶対100まで生きてやる」
「空……」
空はほんと優しい。
「ほら、そうと決まったら教室戻ろーぜ」
「ねぇ、空…」
「ん?なんだ?」
私は思わず言ってしまった。
「好き…なの」
そう、こんな言葉を…
授業終わりのチャイムが鳴った。
あ…技術終わったんだ。
「蝶、大丈夫か?」
空が口を開いてそう言った。
「もう大丈夫だよ、ごめんね
たくさん泣いちゃって」
ホントはまだこの事実を受け入れきれて
いない。
だけど、空に心配をかけたくないから
そう言った。
「蝶、俺は簡単に死なないから大丈夫
だよ。絶対100まで生きてやる」
「空……」
空はほんと優しい。
「ほら、そうと決まったら教室戻ろーぜ」
「ねぇ、空…」
「ん?なんだ?」
私は思わず言ってしまった。
「好き…なの」
そう、こんな言葉を…