君と見上げた空【完】
ギギギっ…


屋上のドアを開けると空は曇り空に
変わっていた。

今にも雨が降りだしそう…


「ねぇ由希ちゃん…雨降り出しそうだ
 から今日はやめよっ?」


そう言って由希ちゃんの方を見ると…


ガチャっ

屋上の鍵を閉めている。


「な…なにしてるの…?」

私は急に怖くなってそう言った。

すると由希ちゃんは…


「なにって…鍵しめてるの」


「なんでそんなこと…」


「ふふっ教えてあげよっか」


由希ちゃんはそう言って一息置いてから
衝撃の言葉を言った。


「それはね、今から死ぬからだよ!」


「えっ!?」

      ・・・
「もちろん、あんたがね」


「じょ・・・冗談だよね?」


「冗談なんかじゃない…出てきていいよ
 麻紀!!」


そういったのとほぼ同時に、
荒川さんたちが出てきた。



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